お知らせ
            2022.09.16
                      
          「日本畜産学会第130回大会」にて、家畜糞尿や畜産廃棄物の再資源化について発表いたしました。
概要
京都大学名誉教授の笠原三紀夫氏と弊社代表取締役の片山智之が共同で発表いたしました。
【大会名】
2022年9月16日 日本畜産学会第130回大会
【題名】
家畜糞尿や畜産廃棄物の超高速発酵・乾燥処理と再資源化
【主題】
・ERSによる畜産廃棄物の適正処理、再資源化
・ERSによる家畜糞尿の処理と導入事例
・今後の課題(畜産廃棄物)
【主な発表内容】
- 畜産廃棄物のERSによる処理と再資源化
 畜産廃棄物がERSによる処理によりどのような有価物となりどのように利用できるのかを図解いたしました。
- ERSシステムの仕組み(発酵・乾燥)
 ERS本体、微生物利用型脱臭冷却装置、バイオマスボイラー、発電システムといったシステムを構成する主な装置・設備の構成図を用いてERSシステムの仕組みを説明いたしました。
- 発酵処理における既存処理法とERS処理法の比較
 攪拌式堆肥設備、コンポスト設備、メタンガス設備(メタン発酵設備)といった既存の発酵処理法とERSの比較を図解いたしました。
- ERSの特徴
 ERSの導入により堆肥場が不要となることで空きスペースが生まれ、飼養家畜の増頭が促進されるなどの、「ERSがもたらし得るメリット」を説明いたしました。
- ERSの導入事例
 乳牛糞尿、肉牛糞尿、豚糞尿、駆除害獣(鹿、猪など)、パーラー水、洗浄水、廃乳の処理のためにERSをご利用頂いているお客様の事例を紹介いたしました。
- ERSの今後の課題
 鳥インフルエンザや豚コレラといった感染症により死亡または殺処分した家畜の病原体をERSによる処理で死滅させるという感染家畜高速処理法の確立に取り組んでいることなどを説明いたしました。
弊社は今後も、学会や専門誌等で、ERSによる廃棄物の超高速発酵・乾燥処理と再資源化に関する情報を発信してまいります。
