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お知らせ 2016.12.20

フィリピン大学との技術連携を開始

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廃棄物由来のエネルギーを回収する実証プロジェクト

2016年12月20日、フィリピン大学ディリマン校と株式会社JETは、廃棄物由来のエネルギーを回収する技術実証に関する覚書を締結しました。本書に基づき、JETが開発した「ERS」を同大学キャンパス内に提供し、同大学の工学部が実証研究を行います。

目的

フィリピン国内における廃棄物組成や気候条件に即したエネルギー回収技術の検証と有用性の実証

設備:

本研究に提供する「ERS」は、1日あたり2トンのバイオマス廃棄物用を微生物技術で処理することができます。これにより、密閉環境下で廃棄物を分解・発酵させ、発生する熱で電力を生成します。

研究体制:

同校の廃棄物管理タスクフォースが施設運営を担い、工学部の環境・エネルギー工学プログラムおよび機械工学科が研究評価を行います。また、JETから技術者を派遣し、客員研究員や講師としてセミナーや技術研修を実施します。

以上、地域課題と技術革新をつなぐ国際的な取り組みとして発展させてまいります。