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お知らせ 2023.12.31

JET、豪ディーキン大学との共同研究で「ソーラーエネルギー×電気ボイラー」によりERSを稼働

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2023年12月、株式会社JETはオーストラリアのディーキン大学と共同で進める

「Recycling of marine, food and agricultural waste」プロジェクトにおいて、

同大学のWaurn Pondsキャンパス内の研究室「バイオファクトリー」に

急速発酵乾燥資源化装置「ERS」を設置しました。

このシステムは、同大学敷地内の太陽光発電設備と接続しており、

ソーラーエネルギーを用いて電気ボイラーを運転するJET初の試みとなります。

これにより、従来の貫流ボイラーとは異なり、重油(化石燃料)を使用せずに設備を稼働できます。

電気を蒸気に変えるのは珍しい、エネルギーに変えるという試みは少ない

このコラボは世界でも珍しいケース。 

(研究開始のお知らせはこちら

▲写真:中央がERS、左の赤い設備が電気ボイラー(JET撮影)

▲ディーキン大学敷地内の太陽光発電設備(JET撮影)

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 本プロジェクトは、オーストラリアのディーキン大学の「リサイクリング・クリーンエネルギー商業化ハブ(REACH)」との提携のもと、Waurn Pondsキャンパス内の「バイオファクトリー」にて実施されます。研究資金は、オーストラリア政府のTrailblazer Universities Programおよびビクトリア州の補助金によって支援されます。
 オーストラリアの農業・酪農・漁業部門における有機資源の有効活用は、サーキュラーエコノミーの構築に貢献します。ERS技術による環境負荷の低減、オーガニック飼料・肥料の価格安定化によって、新たな市場機会が創出されることを意味します。今後の研究成果にもぜひご注目ください。